ES細胞とiPS細胞の違い!たった4分でわかる幹細胞!

公開日: : 最終更新日: 2015/02/09 健康・医療 , 約 4分

「ES細胞」というワードが、やっと耳に馴染んだと思ったら、
ノーベル賞を受賞した「iPS細胞」

「iPS細胞」が、耳に馴染んだところへ、
今度は「STAP細胞」と ..

ったく、
医療の進歩はめざましく、すばらしい!


ノーベル賞の騒ぎで、
「iPS細胞とは、なんぞや?!」って、
ちょっと興味を抱いて、調べた人も多いと思います。


STAP細胞が、存在するかどうかは別として、
これらはすべて、
「幹細胞」と呼ばれる、特殊な細胞です!


なので今回は、ちょっとさかのぼって、

「ES細胞とは、なんぞや?!」
「そもそも幹細胞って?!」

というところから、
ES細胞とiPS細胞の違いについて、お復習いです♪


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幹細胞とは

まずは、
根底の「そもそも幹細胞って?」から。

幹細胞は、自己複製能と多分化能を持つ特殊な細胞です。

この2つの能力により、
発生や組織の再生などを担う細胞であると考えられている。
幹細胞は、その由来や能力などから、幾つかに分類されいます。


ちょっと、小難しい感じですよね?!

要は、
「幹細胞は、多様な細胞に分化して増殖できる」ってこと!d^^)


えっ!まだ小難しいって?


では、
もっと解りやすく具体的に…

どんなに、複雑な構造や機能をもつ生物でも、
元をたどれば、たった1個の細胞です。

その最初の細胞(受精卵)が分化して、
皮膚や骨・内臓をはじめ、筋肉・神経・目・鼻・口ができていきます。

この受精卵に近い、
分化能力をもつ細胞を、幹細胞(かんさいぼう)と呼びます。


英語では、Stem Cell(ステムは幹や血統を意味する)といい、
臓器移植などに必要な、再生医療技術のホープとして注目を浴びました。


なるほど~



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ES細胞とiPS細胞とは

そもそも~ が、なるほど~ のところで、
次は、ES細胞とは、なんぞや?」の件。


ES細胞とは

ES細胞とは、胚性幹細胞といい、
「胚」から得られる幹細胞のことです。


でました 幹細胞!

そんでもって、
小学校の理科で習った「胚」。

この「胚」は、
本当の意味で、受精卵にごく近い細胞です。

ES細胞とiPS細胞の違い!

で、
問題なのは、この「受精卵」


研究では、マウスの他に、
ヒトの体外受精などで得る胚などを、用いることも可能です。

着床寸前の段階の胚から、
胎児の身体の、すべての元になる細胞を取り出して、
多様な細胞に分化して、培養増殖できます。

しかし、


生殖技術の応用は、倫理的な面で問題が多く
世界的に、制限が設けられています。


では、続いて、
「iPS細胞とは、なんぞや?」


iPS細胞とは

iPS細胞とは、人工多能性幹細胞といい、
「受精卵以外」から得られる幹細胞のことです。


はい、またでました 幹細胞!


iPS細胞は、ES細胞と違い、
「受精卵以外」から得られる幹細胞なので、
ES細胞の「受精卵問題」は、クリアできます!


では、
このiPS細胞の技術を使うと、何ができるのか?

例えば、
患者自身の身体の細胞をモトに、iPS細胞をつくり出し、
必要な組織をつくって、身体に戻すといった治療が、可能になります。


これなら、倫理的問題点が解消できるので、
今は「iPS細胞」が、研究の主流になっています。


ES細胞とiPS細胞の違い

幹細胞を理解した上で、ES細胞iPS細胞が解れば、
それぞれの違いも、理解できますね♪

最後に、お復習いもかねて、
もうすこしだけ、違いを見てみましょう!


ES細胞も、iPS細胞も、万能細胞と呼ばれる
「多様な細胞に分化して増殖できる幹細胞」です!

上記の説明以外にも、
両者には、以下の大きな違いがあります。

【拒絶反応の可能性】

ES細胞は、受精卵を使用するため、
倫理上問題がある上に、拒絶反応が起こる可能性があります。

一方、iPS細胞は自分の細胞なので、
拒絶反応が起こる可能性は、まずありません。

【癌(がん)化の可能性】

現在、ヒトのES細胞を使用した再生医療は、実現はされていませんが、
癌化の可能性は、わずかですがあります。

iPS細胞は、癌化のリスクがあります。
マウスを用いた実験では、約20%ものマウスが癌化しました。


iPS細胞研究の進展により、
ES細胞に関する「生命倫理的問題」を、一歩前進させることができました。

これから急速に、iPS細胞の研究が広がると思われますが、
だからと言って、ES細胞が過去のものになることはありません。


iPS細胞の研究と、ES細胞の研究は密接にリンクしています。

iPS細胞研究を、加速させるためにも、
ES細胞の研究は、まだまだ必要かもしれないのです。



ちなみに、iPS細胞の「i」だけが小文字なのは、
多くの人に親しんでもらえる様に、
Apple社の、iPodやiPhoneを真似て命名されたのだとか!


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公開日: : 最終更新日: 2015/02/09 健康・医療 ,

    お疲れさまでした。
    最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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